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ラジオの街で逢いましょう
ラジオ番組「ラジオの街で逢いましょう」
第202回 虚実皮膜の演劇人生
ゲスト 唐十郎
パーソナリティ 菊地史彦
アシスタント 浜菜みやこ @hamamii
伝説を作り続ける演劇界のカリスマ、唐十郎さんを迎えたエキサイティングなトーク。独創的な取材や演出の手法から、多義性に富む演劇世界の秘密を自ら開帳してくれます。舞台の裏話、テント小屋のルーツなど、ファン必聴の内容が目白押し。大風で倒壊しそうなテントを客が支えつつ強行したボタ山興行など、驚くべき実話のオンパレードです。若かりし実母を登場させた近作『風のほこり』や、4月の唐組公演『ひやりん児』に関する秘話もお聴き逃しなく。
同日プラス1(http://www.radiodays.jp/item/show/200684)として収録した部分では、1967年の『腰巻お仙』で本格的に始まった破天荒な演劇人生をつぶさに回想します。芝居にコンプレックスを感じていたという意外な若手時代や、唐十郎という筆名の由来。世界の紛争地で次々に公演を敢行した理由。グロテスクな衛生博覧会、ヒロポン中毒者、紙芝居屋、男娼たちなど、下町のデカダンスが唐さんの原風景。「芝居とは、暗がりで頭を上げ、光を見つけて彷徨うこと」。一座という組織にこだわり、芝居に命を捧げる男の人生はまさに劇的です。
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