第3回「グローバル経済下の市場、貨幣、言語」×中沢新一（全巻セット）

グローバル経済下の市場、貨幣、言語

立教大学の対論シリーズの第三回は、中沢新一氏と平川克美による「この国はどう歩むのか―『大学の国際化、グローバル人材育成』を論ずる」でした。

そのときの、収録音源をすべてお届けいたします。

大学におけるグローバル人材の育成とは何を意味しているのか。そもそも、日本はグローバル化の波に乗って、何処へ行こうとしているのか。

先進工業国のなかでも、いちはやく人口減少、総需要の減退という事態を迎えているわけですが、グローバル化とは何を意味しているのか。大学は本来何を学ぶ場所なのか、貨幣万能の世界はどのような経緯を経て完成してきたのか。単に、ビジネス論や経済学的な視点ではなく、文化人類学、宗教学、哲学などの知見を渉猟しながら、これまで語られてこなかった「現代」と「あるべき世界」との間に広がる乖離を抉り出しています。

現在教壇で教えている方も、あるいは大学で学んでいる学生も、一度このふたりの声に耳を傾けてみることをお勧めします。

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