斎藤幸平×内田樹「移行期を生き延びる思想」〜経済学批判ー行き詰まりの資本主義世界に出口はあるのか〜

「コモン」の再生には何が必要なのか？

経済成長を追い求めてきた戦後の日本や西欧社会。
環境問題、格差問題、戦争と難民の問題など、資本主義社会は混迷を深めており、社会全体の持続可能性に赤信号が灯っている。
経済効率一辺倒で社会を運営してきた国家、企業は方向転換ができない状態に陥っている。
果たして、わたしたちは出口を見出すことができるのか。
持続可能な社会の再構に向けて、わたしたちはどこで、どう間違えてきたのかを見極め、新しい思想、哲学、社会システムの可能性を探る本気の対談。


・斎藤幸平と共産党との関係ー松竹伸幸さんとの対談
・「共産党」という名前をなくしてはいけない理由
・日本共産党はなぜ生き延びることができたのか？
・非民主的組織が民主的な社会の基盤を作れるのか？
・元々の「コミューン」意味
・「社会主義」を求めるZ世代とミレニアル世代
・かつて「コミュニズム」の拠点だったアメリカ
・今再び注目される「平等」という敗者の思想
・アメリカの「コミュニズム」を下支えするもの
・マルクス主義の教養の蓄積がある日本
・人口減の局面で資本主義がもたらす未来像
・「コモン」の再生と維持はどのようにすれば良いのか？
・コモンの維持に必要な縦の幻想と自覚すべき倫理観
・「共同体」を必要な「ご縁」という要素

［質問コーナー］
・労働時間が多い日本の現状について
・マルクス的コミューンと宗教共同体について
・部活動について、また学校はコモンになりうるのか？

などなど

※ この番組は2023年2月14日に隣町珈琲にて収録しました。

《携帯電話・スマートフォン（iPhone、Xperia等）、通信機能内蔵タブレット（iPad、GALAPAGOS等）、通信機能内蔵音楽プレーヤー（iPodTouch等）等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。》

このアーティストの作品（全1件）

一覧を見る