祝!松村圭一郎さん毎日出版文化賞特別賞受賞!
まさに楕円のように広がり、発酵を繰り返す超刺激的な鼎談!
岡山県にある「スロウな本屋」での行われた鼎談をリリース。
当初の二人の対談の予定が、なんと、会場におられた名著〚田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』でおなじみ、鳥取で天然酵母パン・ビールを作られているタルマーリーの渡邉格さんも急遽出演!
まったく異なる分野で活躍される3名。「近代」「資本主義」「コミュニティ」また「健康志向」から「菌・発酵」の話まで、多岐にわたる話が繰り広げられながらも、底辺で共鳴する志向性。
平川克美の「金儲け」と対比される単なる「コミュニティ志向」への懐疑から始まる刺激的な鼎談!ぜひお聴きください!
・『ちゃぶ台4』における平川克美の最後の「ちゃぶ台返し」
・自分のやっていることへの懐疑と葛藤にこそ意味がある
・コミュニティ志向への懐疑「まず自分の足で立つ」ことから/まず一人ひとりが幸せになること
・「健康という病」健康志向の人間の健康じゃない現実/ウォシュレットへの懐疑
・人の心の状態が「菌」に影響を与える!?/発酵と腐敗という合理的なエネルギー循環のしくみ
・不快なものを不快のままに共存する、引き受けること
・「わたしには意味はない」から始まること
・弱い人間と強い人間が共存できた戦後の稀有な時代が終わった
・「ベニスの商人」のアントーニオにみる「近代の不安」の始まり
・右肩上がりから右肩下がりへの大転換の時代の知恵とは!?
・「コミュニティ志向」という右肩上がりの思考
・花田清輝の「楕円幻想」
・文学における重要な要素「身体性」と「物語性」
・「共感性」「身体性」が乏しい若者
・人口減少の原因 家族制度の崩壊/家族に変わる中間共同体を作る
・自分が死んだ後の事を人間は考えられるのか!?/これから問われる2.3世代後の人間達の事を考える思考
・近代的な自我を抱えながら「いい加減に生きていく」
★質問コーナーから★
・真円と思われるものの中に2つの視点を見出す試みとしての楕円幻想
・何かを選んだ時に捨てたもう1つの選択「うしろめたさ」
・楕円思想は中途半端にならない!?
・共感と蔑みのグループをどうやってコミュニケーションさせるのか!?/「問いかけ」と「応答」の可能性
などなど
※ 本音源は2018年11月3日「スロウな本屋」にて収録したものを編集しております。
《携帯電話・スマートフォン(iPhone、Xperia等)、通信機能内蔵タブレット(iPad、GALAPAGOS等)、通信機能内蔵音楽プレーヤー(iPodTouch等)等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。》