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ラジ街/ラジ街プラス1 対話放談
ラジオの街で逢いましょう 第263回
大野更紗×小田嶋隆 「困ってるひとと困ったひと」(全巻セット)
価格:¥367
セット内容(単品の詳細・購入は商品名をクリック)
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大野更紗×小田嶋隆 「困ってるひとと困ったひと… |
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大野更紗×小田嶋隆 「困ってるひとと困ったひと… |
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80年代生まれの福島の女学生は、カルチェラタンを夢見ていた
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対談前から大野さんは「おじさんが好きです」と言った。そして、「小田嶋さんのファンです」と告白していた。小田嶋氏は、大野さんにとって「かっこいい」おじさんの代表だった。
一方、小田嶋氏は、ブログで始まった『困ってるひと』の連載に早い段階から注目していた。その筆力、観察力、分析力、ユーモア。「タダものではない!」感を強くしていた。
お互い特別な存在だったふたりの初トークである。出だしは、大野さんのバックボーン。福島の自然豊かな田舎で育った大野さん。学校や図書館で出会う書物や哲学・思想の本は、本当に厳選されていた。というより、福島の文字文化は大河のようにゆったりと流れており、当時図書館にあった『ゴダール全集』を読破した大野さんは、「東京には、カルチェラタンのような哲学や文化を語る学生街が存在する」と本気で思っていたという。
つまり、東京から地理的にも時間的にも遠く離れた福島という地で、大野さんは思想がまだ骨太な時代の書物や古典に出会い、じぶんの思索を深め、思考の背骨をじっくりと育てあげたらしいのだ。
その大野さんが 強烈に“じぶん”というものを発見したきっかけは、高校時代、東京に遊びに来た時に訪れたBunkamuraの「ミレー展」だった。東京への“違和感”や郷里にいる頃から感じていた“居場所のなさ”は、展覧会で出会ったある名画の前に突然立ち現れ、以後、大学時代に大きく膨らんで、とうとうミャンマーへの旅立ちへと展開する。
プラスワンでは、大野さんの筆力はどこから来るのか、どうして大野さんはおじさんが好きなのか、そして、小田嶋氏の「かっこいい」おじさんぶりは、どこに起因するのか、おじさんとは何かなどといった話が続く。
全篇、まだまだ三十路に届かない大野さんから飛び出す古老の格言のような言葉にドキリとさせられる。謎めく大物新人、大野更紗さんのお話をぜひお聴きください!!
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大野更紗(おおのさらさ)
1984年、福島県生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。
上智大学大学院グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻博士前期課程休学中。
学部在学中にビルマ(ミャンマー)難民に出会い、民主化運動や人権問題に関心を抱き研究、NGOでの活動に没頭。
大学院に進学した2008年、自己免疫疾患の難病を発病する。
1年間の検査機関、9ヶ月の入院治療を経て、現在も都内某所で生存中。
ブログ http://wsary.blogspot.com/
ツイッターアカウント @wsary
このアーティストの作品(全1件)
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ラジオの街で逢いましょう 第263回 大野更紗×小田嶋隆 「困ってるひとと困ったひと… |
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¥367 |
小田嶋隆(おだじまたかし)
1956年、東京都北区赤羽生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、味の素ゼネラルフーヅに入社したが数ヶ月で退社。その後小学校事務員見習い、ラジオ局AD、ロックバンド座付き作詞家、テクニカルライターなどの職を転々とする。
88年、コラム集『我が心はICにあらず』で人気を博してから、コンピュータ、テレビ、サッカーから学歴社会、憲法9条、資本主義まで、大小の事象に対し独自の極辛批評を展開。
現代社会への意地悪な視点と容赦ない分析力、それを爆笑とともに表現する圧倒的筆力で幅広い層の支持を集めている。
著書に『小田嶋隆のコラム道』(ミシマ社)、『地雷を踏む勇気』『もっと地雷を踏む勇気』(共に技術評論社)、『その「正義」があぶない。』『場末の文体論』『超・反知性主義入門』(共に日経BP社)、『友だちリクエストの返事が来ない午後』(太田出版)、『ポエムに万歳! 』(新潮文庫)、『「踊り場」日本論』(岡田憲治との共著、晶文社)『ザ、コラム』(晶文社)『上を向いてアルコール』(ミシマ社)などがある。
ブログ http://takoashi.air-nifty.com/
[t] https://jp.twitter.com/tako_ashi
このアーティストの作品(全190件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
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(2009年4月号 - Part1) 小田嶋隆のグラフィカルトーク17 |
小田嶋隆 | ¥210 | |
(2009年4月号 - Part2) 小田嶋隆のグラフィカルトーク18 |
小田嶋隆 | ¥210 | |
(2009年4月号 - Part3) 小田嶋隆のグラフィカルトーク19 |
小田嶋隆 | ¥210 | |
(2009年4月号 - Part4) 小田嶋隆のグラフィカルトーク20 |
小田嶋隆 | ¥210 | |
(2009年5月号 - Part1) 小田嶋隆のグラフィカルトーク21 |
小田嶋隆 | ¥210 |
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