「極上男呑み！」第４号　with濱野智史

笑いの様相を考察する 　

　　立川談笑といえば、新作ももちろんですが、古典落語をあらゆる方向から解体し、時代や社会ネタを織り込んで再構築した型破りの落語を次々と放つ、とびきりの鬼才です。
そんな談笑師匠がホストになって、日本一賢いゲストをお招きして、日本一おばかになれるコントコンビ・東京タイツのひとりをまじえて、３人の爆裂男呑みトークを繰り広げていきます。
これが面白くないはずがありません。
収録の舞台は、街場の居酒屋さん。
コップ酒の杯を重ねるままに、舌も滑らかに、さらにさらに横滑りしていきます。


さて、第四回目の日本一賢いゲストは、前回にひきつづき情報社会論をご専門にする学者の濱野智史さん。
東京タイツ・清水聖さんを交えて、麻布十番の古き良き居酒屋さんで乾杯。
隣のおじさんたちの大宴会がはじけすぎて、少々お聞き苦しい点がありますこと、お詫び申し上げます。

この日のテーマは「笑い」。三人三様の笑いの考察は、周囲のにぎやかさに負けず、深みをましていきました。ゆるがせにはできないテーマでした。談笑師の高座の作り方の秘密の一端が垣間見えるようです。



※立川談笑の「極上男呑み！」は、毎月第2、第4金曜日に配信します。


予告：第5号は、9月24日(金）配信。ゲストは大学の教員をしつつ、漫才コンビ米粒写経で活躍する、サンキュータツオさんです。
どうぞおたのしみに！　

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立川談笑(たてかわだんしょう)

落語家

1965年、東京都江東区北砂出身。早稲田大学法学部卒業後、92年に立川談志に入門、談生を名乗る。96年、二つ目になり6代目立川談笑を襲名。2005年に真打昇進。06年、国立演芸場の6月上席で、83年の落語協会脱会以後、立川流としては初定席を勤めた。テレビやラジオのレポーターとしても活躍中。代表作といわれる『シャブ浜』など、古典の改作を得意とし、おなじみの定番もただでは済まされぬ爆笑ネタに。独演会は常に完売の人気者である。出囃子は『野球拳』。

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