ピアニストの系譜（2/2）

デビュー50周年、マエストラの話術に酔うひととき

　2006年4月から4年近く、45回にわたって音楽誌「音楽の友」に連載された「ピアニストの系譜～その血脈を探る～」が単行本化されます。それを基に、全世界のピアニストの師弟関係を俯瞰し、そのピアニズムを検証する講座がシリーズで開講されることになりました。
　作曲家＝ピアニストであった時代が変化し、職業ピアニストとして活躍した祖は、ベートーヴェンの弟子カール・チェルニーと言われています。そこから派生した師弟関係は、やがて国や民族による独自のメンタリティを生み出しました。世界の距離が短くなり、グローバル化が進む現代においても、人対人で進められるレッスンでは、師のDNAが連綿と受け継がれていきます。本シリーズでは、その潮流に学んだピアニストをゲストに迎えながら、国ごとにそのピアニズムを検証していきます。
　第1回は、デビュー50周年を迎えた日本を代表するピアニスト、中村紘子さんから、留学時代のエピソードや師からどのようなことを学んだのか、お話を伺います。（真嶋・記）

《朝カルArchive》は、時代をリードする「学び」の老舗・朝日カルチャーセンターの講座から、選りすぐりの語りをお届けするシリーズです。

収録：2010年5月12日
企画：朝日カルチャーセンター　朝日JTB・文化交流塾　新宿

★この商品には、お得な全巻セット販売もございます。http://www.radiodays.jp/item_set/show/365

《携帯電話・スマートフォン（iPhone、Xperia等）、通信機能内蔵タブレット（iPad、GALAPAGOS等）、通信機能内蔵音楽プレーヤー（iPodTouch等）等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。》

このアーティストの作品（全3件）

一覧を見る