岩崎弥太郎と龍馬（2/2）

価格：￥629

収録時間 :: 42:55
データ形式 :: MP3
データ容量 :: 39.2MB

提供元 :: 朝日カルチャーセンター朝日・ＪＴＢ交流文化塾
リリース日 :: 10年4月23日
カテゴリ :: 趣味/癒し系講演歴史社会朝カルArchive

海援隊スピリットを受けついだのは誰だ？

　裕福な郷士の家に生まれた坂本龍馬。それとは対照的に、浪人の家に生まれ育った岩崎弥太郎。方や京都、大阪、江戸、長崎と、日本狭しとばかりに飛び回るグローバリスト。方や私塾を経営しながらじっくりと力をためるローカリスト。全く異なる個性で幕末を生きたふたりの人生が、いかにして慶応三年に劇的な出会いを迎えるのか。
　講義ではNHK大河ドラマ「龍馬伝」ではけっして描かれることのない歴史の裏話が満載。たとえば龍馬と弥太郎が幼なじみであることの矛盾。武田鉄矢演じる勝海舟の違和感。そして龍馬と千葉重太郎が勝海舟を斬りに行くなどあり得ない、その理由とは？　
　福山雅治、香川照之、倍賞美津子、広末涼子など、歴史的人物をドラマの役者名でなぞらえる、童門さんの語り口も快調。龍馬と弥太郎という二つの個性を対比させながら大きな視野で語られる、痛快幕末史です。

《朝カルArchive》は、時代をリードする「学び」の老舗・朝日カルチャーセンターの講座から、選りすぐりの語りをお届けするシリーズです。

収録：2010年4月10日
企画：朝日カルチャーセンター　朝日JTB・文化交流塾　新宿

★本作品には、お得な全巻セット販売もございます。
http://www.radiodays.jp/item_set/show/356

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プロフィール

童門冬二

作家

1927年東京生まれ。かつて東京都庁に勤め、都立大学事務長、広報室課長、企画関係部長、知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任して退職、作家活動に入る。歴史の中から現代に通じるものを好んで書く。執筆活動のかたわら、講演活動も積極的に行っている。『暗い川が手を叩く』が第43回芥川賞候補。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。平成11年勲三等瑞宝章受章。主な著書に『小説　上杉鷹山』『近江商人魂』（学陽書房）、『名将に学ぶ人間学』（三笠書房）、『大江戸豪商伝』（徳間書店）、『戦国武将の人間学』（小学館文庫）、『松浦静山』（実業之日本社）、『妖怪といわれた男鳥居耀蔵』（小学館文庫）、『改革者に学ぶ人生論』（講談社文庫）、『直江兼続　北の王国』（学陽書房）、『参謀力ー直江兼続の知略』（日本放送出版協会）など。

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