■2 ムーヴァーズ~スカイの時代
サディスティック・ミカ・バンドの初代ベーシスト、小原礼さん。ソロ・アーティストとしての活動も多彩を極め、その音楽的守備範囲はロックンロール、R&Bからフュージョンまでと幅広く、活動エリアも日本はもちろん、ロンドン、ロサンジェルスにまでおよびます。
ビートルズに衝撃を受けた一少年が、加藤和彦らと出会ってミカ・バンドを結成。日本のロック創生期を駆け抜け、ついには本場アメリカで一流アーティストたちと共演を果たす…。ロック少年の夢を体現したかのような小原さんの音楽半生を振り返ります。
[インタビュアー:北中正和]
■1 トノバンからタミオまで
小原さんが絶賛する奥田民生流・作詞術の妙とは? 加藤和彦らと結成したVITAMIN-Qに土屋昌巳が加入した、行き当たりばったりのいきさつとは? 尾崎亜美との夫婦ユニットほか、近年の小原さんの活動を紹介します。
■2 ムーヴァーズ~スカイの時代
ある日FENから流れてきたビートルズの衝撃に、ギターを手にした小原少年。雨の日には感電するギター・アンプの秘密とは? 林立夫らと結成した伝説のバンド「ムーヴァーズ」のレパートリーはバッファロー・スプリング・フィールド、モビー・グレープなどマニアックなものばかり。
■3 サディスティック・ミカ・バンド結成
医大に行くために一浪していたはずが、なぜか高橋幸宏と武蔵野美術大学に行くことになった小原さん。ガロのバックで演奏する日々。やがてトノバンこと加藤和彦と出会い、ついにサディスティック・ミカ・バンドが結成されるのでした。
■4 クリス・トーマスという黒船
ミカ・バンドのセカンドアルバム「黒船」をプロデュースしたクリス・トーマス。その手法は、小原さんたちにとって目から鱗の連続でした。「タイムマシンにおねがい」「塀までひとっとび」など、名曲誕生の詳細が明らかに。
■5 ロック=共通言語
アメリカに渡り、レコーディングやライブの仕事をかさねる小原さん。イアン・マクレガン、ボニー・レイット、ロン・ウッドなどのビッグ・ネームも続々登場。本場アメリカでの音楽漬けの日々から得た、日本人を超えた人種感覚とは?
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