原油再高騰～なぜ投機マネーは原油市場に向かうのか

柴田明夫(丸紅経済研究所所長)

価格：￥1,886

収録時間 :: 54:55
データ形式 :: MP3
データ容量 :: 50.2MB

提供元 :: ビジネスVOICE講座
リリース日 :: 09年8月4日
カテゴリ :: ビジネス講演

柴田明夫「原油再高騰～なぜ投機マネーは原油市場に向かうのか」

金融危機による需要の低迷から昨年末に急落した原油価格は、再び勢いを得て上昇に転じているが、その背景には流動性を回復した投機マネーがある。BRICsの台頭など世界経済の構造変化、資源を安価に調達できる時代の終焉など、資源を取り巻く環境の変化の中で投機マネーが原油市場に流れ続け、それが世界経済に大きな影響を与えている。　※収録日：2009年7月

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―６０分聞けば分かるビジネスの〝今〟―
ビジネスマンが「知ってるつもり」で実はよく分かっていない経済の基礎知識や、それぞれの分野の最新情報を、本当に実力ある専門家が約１時間で簡潔に語ります。

2009年秋から始まった経済危機によって、世界は新しい枠組みでの出直しを余儀なくされています。ビジネスの現場では、この嵐の直撃を受け、これまで以上に質の高い情報と新しい状況への俊敏な対応が求められています。整理されすぎた文字情報に対して、語り手のメッセージが生々しい形で伝えられる音声メディアの力を私はこれまでも高く評価してきました。「語り」ならではの迫真力を持つ本シリーズを通じてさまざまな経済のテーマを取り上げ、それによって困難な時代を生き抜くための知恵をご提供できればと考えています。御期待ください。
編集長:伊藤洋一　

音源提供：株式会社アートデイズ　http://www.artdays.co.jp

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プロフィール

柴田明夫

丸紅経済研究所所長

　1951年、栃木県生まれ。1976年、東京大学農学部卒業後、丸紅入社。鉄鋼第一本部、調査部を経て、2000年に業務部(丸紅経済研究所)産業調査チーム長、2002年に同研究所主席研究員に就く。副所長を経て、2006年に所長就任。内外産業調査・分析、産業政策・国際商品市況分析の専門家として知られる。農林水産省「食料・農業・農村政策審議会」「国際食料問題研究会」「資源経済委員会」等委員を歴任。著書は『コメ国富論―攻めの農業が日本を甦らせる! 』(角川SSコミュニケーションズ)、『飢餓国家ニッポン―食料自給率40%で生き残れるのか (角川SSC新書) 』『水戦争―水資源争奪の最終戦争が始まった (角川SSC新書) 』(以上、角川SSC新書)、『エネルギー争奪戦争』(PHP研究所)、『食糧争奪―日本の食が世界から取り残される日』『資源インフレ―日本を襲う経済リスクの正体』(以上、日本経済新聞社)など多数。