マネージメントセミナー　逆境に負けないチームはこうやってつくる　その1

明日の見えない環境下で、組織と人をどのように考えるか

　世界同時不況によって、企業への不振が深まる現在。しかし逆境の今こそ、既存の組織のあり方を問い直す好機です。
　一見非常識とも思える画期的なマネージメント術を公開してくれるのは、まるで畑の違う野村恭彦さんと中竹竜二さん。「効率の追求こそ害悪」と断言する野村さんは、気づきを実行するために不可欠な「サラサラの組織」を作る７つの知恵を説きます。また、カリスマ性ゼロを自認しながらチームを大学選手権連覇へと導いた中竹さんは、単純なコミュニケーションの心がけで最強のチームを育てる秘策を披露します。
　熱いトークから見えてくるキーワードは「分業から協業へ、グループからチームへ」。逆境をチャンスと知り、個と集団の潜在力を引き出す両人のアプローチには、共通点もあれば相違点もあり。ディスカッションでは予定調和なき激論へと展開します。
　「あたりさわりのない言動」は、もう必要ありません。自律と自由に基づいて行動する新しい集団が、未来を切り開いていくのです。

1　菊地史彦（ケイズワーク代表取締役）
　明日の見えない環境下で、組織と人をどのように考えるか

2　野村恭彦（富士ゼロックスKDIシニアマネジャー）
　イノベーション行動を引き出す「サラサラの組織」とは？

3　中竹竜ニ（早稲田大学ラグビー蹴球部監督）
　チームパフォーマンスを高めるコミュニケーションとは？
　聞き手：入倉由理子

４　ディスカッション：中竹竜ニ＋野村恭彦＋菊地史彦＋入倉由理子
　次世代の人と組織のビジョンを描く

[収録：2009年6月3日　TEPIAプラザ（東京・外苑前）]

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