雨宮処凛の『生き延びる道標ーvs.湯浅誠　生きにくい現在の底で発言する』＃4

価格：￥210

収録時間 :: 19:45
データ形式 :: MP3
データ容量 :: 18.0MB

提供元 :: 株式会社ラジオカフェ
リリース日 :: 09年3月19日
カテゴリ :: 対話放談

はい、わたしは活動家です。

　湯浅さんが年越し派遣村バッシングへの反論を展開したのが前巻。最終巻となる本巻も、対談は貧困化の問題ではじまります。
　「貧困問題のカギを握るのは中間層だ」と語る湯浅さん。中間層はずるずると貧困化していく一方で、危機感から逆に志向ばかりが上昇に転じていると。そのねじれから「心の病が増えている」と雨宮さんも指摘します。また、社会システムの限界に気づきはじめている人も多いが、しかし運動は盛り上がらない。これは活動家自身にも問題があるのではないかと湯浅さんは言います。
　そこで湯浅さんが打ち出したのが活動家を育てる学校「活動家一丁あがり！」。デモのやり方、集会の方法、記者会見の開き方……。さまざまな活動家のノウハウを教え、活動家が当たり前の社会、わたしは活動家ですと堂々と言える社会を作りたいと湯浅さんは語ります。最後は雨宮さんが韓国で体験した過激なデモの光景が語られつつ、“反貧困”対談はこのあたりで幕となります。

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湯浅誠(ゆあさまこと)

評論家

1969年、東京都小平市出身。武蔵高等学校、東京大学法学部卒業。大学院在学中からホームレス支援に関わり、貧困者支援活動を開始した。日本社会で顕在化した貧困においては、教育課程からの排除、企業福祉からの排除、家族福祉からの排除、公的福祉からの排除、自分自身からの排除の「五重の排除構造」が存在すると主張。評論活動とともにNPO法人自律生活サポートセンター「もやい」事務局長として活動する。2008年に著書『反貧困─「すべり台社会」からの脱出』で平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞、大佛次郎論壇賞を受賞。同年末には、社会問題化した「派遣切り」への緊急対策として、他のNPOと協力の上で日比谷公園に「年越し派遣村」を開設。“村長”として運営を取り仕切った。

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湯浅誠「ラジオの街で逢いましょうプラス１」	湯浅誠	￥367
湯浅誠　格差社会と「貧困」への立ち位置 III…	湯浅誠	￥629
湯浅誠　格差社会と「貧困」への立ち位置 III…	湯浅誠	無料
湯浅誠　格差社会と「貧困」への立ち位置 III…	湯浅誠	￥210

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雨宮処凛(あまみやかりん)

作家

北海道滝川市出身。思春期からいじめ、不登校、家出、自殺未遂の経験をもつ。20歳で「今の日本はおかしい」という違和感から右翼活動を開始。ロックバンドのボーカルをつとめ、「ミニスカ右翼」と呼ばれる。その後、日本国憲法前文を読んだことがひとつのきっかけで、右翼思想から距離を置くようになる。自身の壮絶な体験をもとにした作品『生き地獄天国』（2000）、ドキュメンタリー映画『新しい神様』（1999）の脚本・主演などで脚光を浴びる。「多くの人が生きづらいこの国は嫌だ」と語り、『論座』『週刊金曜日』『しんぶん赤旗』などの革新系、左翼、左翼系メディアへ寄稿し、不安定な労働者層であるプレカリアートの問題をテーマに取材、執筆活動に力を入れる。近著に『生きさせろ！　難民化する若者たち』（2007）ほか多数。

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このアーティストの作品（全10件）

タイトル	出演者名	価格
シリーズ第二弾！雨宮処凛の生きのびる道標2　ＶＳ鈴木邦男　右翼…	雨宮処凛鈴木邦男	￥629
雨宮処凛の生きのびる道標2　ＶＳ鈴木邦男　右翼…	雨宮処凛鈴木邦男	無料
雨宮処凛の生きのびる道標2　ＶＳ鈴木邦男　右翼…	鈴木邦男雨宮処凛	￥210
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