HOME / 文芸・朗読 / オーディオブック / 17.野球 ―白球のダイアローグ (原作 宮沢賢治、正岡子規、寺山修司、鮎川信夫)
詩人たちを夢中にさせた球戯の秘密
【構成・解説】 平出隆 (詩人)
【原作】 宮沢賢治 (詩人・童話作家)
【原作】 正岡子規 (俳人・歌人)
【原作】 寺山修司 (詩人・劇作家)
【原作】 鮎川信夫 (詩人)
近・現代の日本の名作エッセイを網羅した作品社『日本の名随筆』から、選りすぐりの作品を極上の語りにのせてお送りするシリーズ第17巻。
明治期に日本に紹介された野球。その普及に文学を通して貢献したとして、正岡子規は2002年に野球の殿堂入りを果たしました。詩作することとプレーすること、野球と人生との間には、どこか深いところで結び合う共通項があるようです。
解説は、自らも草野球チームを率いる詩人の平出隆さん。著書『ベースボールの詩学』をはじめ、多くの著作を通して野球と詩のただならぬ関係を追究してきました。「ボールの飛ぶ空気」を感じさせる名文たちをお楽しみ下さい。
【収録作品】
●宮沢賢治 「芝生」 (朗読:那波一寿)
1992年、花巻農学校の教師時代の賢治が残した、知られざる野球詩。
●正岡子規 「筆まかせ」より (朗読:金子あづち)
日本野球の草創期、熱血キャッチャーだった子規のベースボール礼讃。
●寺山修司 「野球の時代は終わった」 (朗読:山口容子)
二人の淋しい啞と、その対話を邪魔する打者。寺山流・野球の見方。
●鮎川信夫 「私の中のベースボール」 (朗読:那波一寿)
ベーブ・ルースと、アリバイ・アイク。球場にはいろんな人生がある。
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プロフィール
平出隆
1950年生まれ、福岡県門司市出身。一橋大学在学中に雑誌「ユリイカ」に詩と詩論を発表。みずから版元・書紀書林を構え、詩誌「書紀」や「書紀=紀」を刊行、70年代の詩的ラディカリズムの一方の極となる。1982年詩集『胡桃の戦意のために』で芸術選奨文部大臣新人賞。1993年、散文集『左手日記例言』で読売文学賞。2003年、小説『猫の客』で木山捷平文学賞受賞。『ベルリンの瞬間』で紀行文学大賞。2004年、評伝『伊良子清白』で芸術選奨文部科学大臣賞。同書は自身で装幀も行い、2005年春ライプチヒでの国際ブックフェアにおける「世界でもっとも美しい本」賞の候補となった。1985年、アイオワ大学の招待詩人として渡米。1998-99年、ベルリン自由大学客員教授。2005年、大江健三郎と共にオーストリアの文学祭Sprachsalzに参加。2006年春、人類学者の中沢新一を多摩美術大学に招聘、ともに芸術人類学研究所を開所し、芸術学科の刷新を行なう。野球好きで『ベースボールの詩学』『ウィリアム・ブレイクのバット』『白球礼賛』などの野球論も多く、自らが率いる草野球チームの監督兼三塁手として毎年65試合に出場するという。
このアーティストの作品(全2件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
声のエッセイ 18.猫 ―しっぽを持った謎 (原作 長谷川四… |
平出隆 | ¥733 | |
声のエッセイ 17.野球 ―白球のダイアローグ (原作 宮沢… |
平出隆 | ¥733 |
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