平田オリザ「ちょうどいい街をつくる１」

平田オリザさん初登場！品川DEEPカフェ特別講演 「ちょうどいい街を作る１」

品川アーティスト展のプレイベントととして行われた「品川DEEPカフェ」毎回多彩なゲストを招いて行われるこのトークイベントが今年は隣町珈琲で平田オリザさんをお招きして行われました。
「ちょうどいい街を作る」と題して、自身が取り組まれている演劇を通した街づくり、大学教育、また文化やアート、共同体の役割など多岐にわたりこれからのあり方についてたっぷりお話いただきました。
今回はその講演と対談の模様をシリーズ3回に渡って配信いたします！3回目には平川克美との特別対談も配信いたします。
大変貴重な講演になります。どうぞお聴きください！

・ヨーロッパ公共劇場の大事な役割
・スキー人口の激減からみる「人口減少」の原因/若者の出会いの場の減少
・70年代アメリカに似てきた日本の画一化してきた地方風景/失われた空間、時間、社会的な機能
・コミュニティスペースとしての銭湯、床屋の機能とその消滅
・ 市場原理は地方、辺境ほど荒々しく働く現実/被災地での現状
・地域の交流拠点としての「無意識のセーフティーネット」の喪失
・地方での若者の凶悪犯罪の勃発の原因
・教育の地域間格差と大学の入試改革/何を学ぶかではなく誰と学ぶかという価値観に変化
・今、問われる「身体的文化資本」/本物に触れることの重要性
・文化の地域間格差と経済格差もたらす子どもの身体的文化資本の格差
・岡山県奈義町の事例/社会的弱者の行く場所のない街「渋谷」
・居場所のない若者/「居場所」と「出番」を同時に作ることの重要性
・「誰もが誰も知っている強固な共同体」から「誰かが誰かを知っている緩やかなネットワーク社会」へ
・間違っている就労支援/人間を孤立させない為のアート、文化の役割「文化の社会的包摂」
・地縁血縁共同体や利益共同体だけでなく今必要になっている「関心共同体」の必要性
などなど


※ 本音源は2018年9月9日に隣町珈琲にて収録したものを編集しております。

《携帯電話・スマートフォン（iPhone、Xperia等）、通信機能内蔵タブレット（iPad、GALAPAGOS等）、通信機能内蔵音楽プレーヤー（iPodTouch等）等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。》