「極上男呑み！」第１１号　with武田双雲

ナチュラル・ポジティヴ・シンキング

　立川談笑といえば、新作ももちろんですが、古典落語をあらゆる方向から解体し、時代や社会ネタを織り込んで再構築した型破りの落語を次々と放つ、とびきりの鬼才です。
そんな談笑師匠がホストになって、日本一賢いゲストをお招きして、日本一おばかになれるコントコンビ・東京タイツのひとりをまじえて、３人の爆裂男呑みトークを繰り広げていきます。
これが面白くないはずがありません。
収録の舞台は、武蔵小山のライブカフェ・アゲイン。


本日のゲストは、「龍華翠褒賞」(中国上海美術館)、「コスタンツァ・メディチ家芸術褒賞」(フィレンツェ)を受章され、伊勢神宮奉納祭にて書を奉納したり、ミュージシャンとのコラボレーション、映画やドラマの題字提供など、独自の創作活動でいま最も注目される若手書道家・武田双雲さん。

長身の双雲さんが地下のアゲインの扉をくぐって身をかがめて現れるや否や、暖かい風が吹き込んだように、あっというまに談笑師とイッキさんと打ち解けた会話が始まってしまいました。

お題は「言葉の力」。

人と競争するのではなく、「だからこそ、できること」を合言葉に、ネガティブな自分を受け止めつつ、ヴィジョンを練りつづけていく作業をしていたと語る双雲さん。
言葉を無意識のなかに落とし込んでいくことで何かが形を成して、生成していくといいます。

談笑師も、お客様の前で自分の目指す落語家像を言葉にして伝えたことがあり、それがいま実現していく手応えを感じていると語ります……






※立川談笑の「極上男呑み！」は、毎月第2、第4金曜日に配信します。


予告：第12号は、12月24日(金）配信。ゲストは引き続き、書道家の武田双雲さんです。どうぞおたのしみに！　

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立川談笑(たてかわだんしょう)

落語家

1965年、東京都江東区北砂出身。早稲田大学法学部卒業後、92年に立川談志に入門、談生を名乗る。96年、二つ目になり6代目立川談笑を襲名。2005年に真打昇進。06年、国立演芸場の6月上席で、83年の落語協会脱会以後、立川流としては初定席を勤めた。テレビやラジオのレポーターとしても活躍中。代表作といわれる『シャブ浜』など、古典の改作を得意とし、おなじみの定番もただでは済まされぬ爆笑ネタに。独演会は常に完売の人気者である。出囃子は『野球拳』。

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